通信制高校の自由時間をどう活かす?
通信制高校では、普通の全日制と違って自由な時間が多いですよね。最初は「ラッキー!」と思うかもしれませんが、気づくとその時間がどうしてもダラダラと過ぎてしまうことも。でも、自由な時間をうまく使えたら、勉強はもちろん、趣味や将来のためのスキルを身につける時間も確保できるんです。
この記事では、そんな自由な時間を無駄にせず、有効活用するための5つの時間管理テクニックを紹介します。時間をうまく使って、充実した通信制高校生活を送りましょう!
テクニック①:ToDoリストを作成して1日の目標を設定する
通信制高校の生活は、自分でスケジュールを組むことが基本ですよね。でも、その自由さが逆に「何をすればいいのか」迷ってしまう原因にもなります。だからこそ、ToDoリストを使って、毎日の目標をはっきりさせるのがオススメです。
毎朝、今日やるべきことをリストに書き出してみましょう。例えば、「数学の問題集30ページ」「英語のリスニング30分」「部屋の片付け」など、具体的なタスクをリストにすると、何をすべきかが一目瞭然。リストに書くことで、頭の中でモヤモヤしていたことが整理されて、1日の過ごし方がクリアになりますよ。
このとき使う道具は何でもいいのですが、必ず「書き出す」ということはしてくださいね。頭の中に置いておくだけだと、ついつい「めんどくさいしなー」など考えて、結局何もできなかった、という後悔だけが残るので、書き出してみてください。意外と書き出すだけでやる気も出てきますし、行動に移す確率も上がりますよ。
ポイントは、やるべきタスクの優先順位を決めること。大切なのは、最も重要なことから始めることです。「リストを作ったけど、結局何もしなかった」なんてことを防ぐためにも、リストを見ながら計画的に進めましょう!
テクニック②:ポモドーロ・テクニックで集中力を維持する
「長時間集中するのって苦手…」と感じている人、多いんじゃないでしょうか?そんなときに使えるのが、ポモドーロ・テクニックです。この方法は、25分間の集中タイムを作り、その後5分間の休憩を取るというサイクルを繰り返すもの。
25分という短い時間なら、「ちょっとだけ頑張ってみようかな」と思いやすく、集中力をキープしやすいんです。これを繰り返すことで、気がつけばかなりの勉強量をこなせたりもします。
例えば、英語の単語を覚えるときや、レポートを書くときにも効果的です。「よし、次の25分だけ集中してみよう」と思えば、なんだか取り組みやすいですよね。さらに、短い休憩を挟むことで、頭をリフレッシュさせながら勉強を続けられるのもメリットです。
テクニック③:デジタルカレンダーを活用して予定を見える化する
紙の手帳も良いですが、デジタルカレンダーは通信制高校生にぴったりのツールです。なぜかというと、スマホやパソコンからいつでも確認できるし、通知機能で予定を忘れる心配がないから。
例えば、『Googleカレンダー』や無料のスケジュールアプリを使って、授業や課題の締切、勉強時間を視覚的に管理することができます。さらに、趣味やリフレッシュタイムもカレンダーに入れておくと、バランスの取れたスケジュールが作れます。
具体的には、月曜日から金曜日の平日に、1日3時間の勉強時間を設定し、その合間に休憩や趣味の時間を組み込むと、効率的に勉強しつつ、自分の好きなことも楽しむことができますよ。
デジタルカレンダーを活用すれば、時間の「見える化」ができて、計画通りに進めやすくなります。「時間があるから後でやろう…」なんて思っていたタスクも、しっかりと管理できるはずです!
ただ、あえて紙で書くというのもありです。
何をするか深く考えるきっかけになるからですね。
デジタルだと、「まあ後で変えられるし」という甘えが出てきやすいのも確か。
なので、書き直すのが少々面倒な紙にあえて書くのも全然ありです。
紙ならでは趣というのもありますし。
テクニック④:優先順位をつけて効率的にタスクをこなす
自由な時間が多いと、「やりたいことも、やらなきゃいけないこともたくさん!」という状況になりますよね。だからこそ、優先順位をつけることが大切です。
まずは、自分にとって「今すぐやらなきゃいけないこと」と「後でもいいこと」を区別しましょう。例えば、「明日締め切りの課題」はすぐにやるべきタスクですが、「今週末のゲームの準備」は少し後でもOK。このように、緊急度と重要度を考えながら、タスクを並べ替えることで、効率的に時間を使うことができます。
「優先順位ってどうやって決めればいいの?」という疑問が湧くかもしれませんが、基本的には、学業や将来に直接関わることを優先するのがコツです。しっかりと自分のゴールを見据えながら、効率よくタスクをこなしましょう。
具体的に解説した記事もありますのでぜひご覧ください
優先順位をつけられない学生必見!簡単にできるタスク整理法
テクニック⑤:リフレッシュの時間を忘れずに!休むことも時間管理の一部
時間管理と言うと、「全部を勉強やタスクに使わなきゃ!」と思ってしまいがちですが、実はリフレッシュの時間もとても大事。休息を取らずに突っ走ると、逆に集中力が切れて効率が下がってしまうことも。
例えば、昼休みや夕方のリフレッシュタイムに散歩に出かけたり、音楽を聴いたり、好きな本を読むなど、頭を休める時間を意識的に取ることで、その後の勉強や作業の効率がアップします。
通信制高校の自由な時間をフル活用するためには、心も体もバランスよくリフレッシュさせることが重要です。時間管理は「やること」と「休むこと」のバランスを取ることも含まれているんです!
まとめ:通信制高校の自由な時間を自分のペースで最大限に活かそう!
通信制高校での平日は、自由な時間が多くて、最初はどう使っていいか迷うこともあるかもしれません。でも、この記事で紹介した5つの時間管理テクニックを活用すれば、きっと自分の時間を有効に使いこなせるはずです。
ToDoリストを作って目標を明確にし、ポモドーロ・テクニックで集中力を保ちながら勉強し、デジタルカレンダーでスケジュールを管理する。さらに、優先順位を意識してタスクを効率よくこなし、適度にリフレッシュすることで、充実した毎日を過ごせるようになります。
自分のペースで、少しずつでもいいので試してみてください。通信制高校の自由な時間を、ぜひあなたの未来のために最大限に活かしていきましょう!